2010年3月10日水曜日

8.Feb(2/8 流れにみをまかせて)

雨もやんだし、おなかも心も満たされて。
二人で再び 自転車をこぎ始めました。

最初の行き先h両替所。
これまた、ジュンコさんに 安心な所を リサーチ済み。

物価の安いバリ。
大体、1万円くらいで 両替をしていたのですが、
節約も確かにしていましたが、 上手にお金を使う方法を学び、

サヌールで1回、レートのよかった、ウブド一回、 昨日。とまだ 3回しか 両替所に行っていません。

このまま行きたいですね。。。

そんななか ゆきこちゃん。
¥~$に変える必要があったのですが、ここでは出来ないということで、
両替所をでました。

ふたり。  とろーんと しながら。

「なんか もうひとつぅ 両替所 おしえて もらったわぁ」

焦りもせず、ごぞごぞ もらった地図を広げる私たち。

「うーーん。よくわからないね」
「まあ いこうか」


と自転車にまたがろうとしていたとき、


ぶーん。。。。。。。。(二人乗りのバリニーズが両替所の目の前に止まる。)


運転手は 男性。その後ろには女性がのっていました。

そしていきなり、男性は日本語で


「私はお坊さんの むすこです。」「わたしは おぼうさん の むすこ です」





なに 急に。


とりあえず 話しかけてくるので、 円からドルに換えられる両替所はどこか?(もちろん安心して両替できるかをきいているのですが。)


男性「なにぃ  ここも  できますよぉぅ」

なんだか私たちの言っていることに納得いかないのか、自分も両替をしたかったからか、
両替所に入っていきました。


すぐででくるなり、
「もうドルがないんだって。」

そうか。
納得です。

それでまた
「私はおぼうさんのむすこです」

なにがいいたいのかな? 「わたは日本の旅行会社のツアーガイドもしています。」

たぶん安心して と 言いたかったのかな?

私は こころのなかで (ゆきこちゃん 両替所見つけにいこうか。)と思っていました。

そうしたら その男性は 「両替所いきましょう」と バイクに乗っていた後部席の女性を下ろして、

ゆきこちゃんに 乗りなさい。と


私は旅慣れしてきたので大丈夫ですが (;一_一)ゆきこちゃん どうするぅ
と視線を送っていました。


ゆきこちゃん 乗る様子です。

もう私はゆきこちゃんを信じることにしました。

だって人質がいるのですから。となりに。


5分くらい待っていたとおもいます。
彼女は日本語も話せない 方でしたが、英語が出来たので
しばらく英語で会話をしていました。


あっと言う間にゆきこちゃん バイクに乗せられ帰ってきました。

さて 大丈夫だったのかな?


ゆきこちゃん「なんかね。  教えてもらいたい漢字があるんだって。」

ゆか「そうなんだ。」

男性「そう僕はお坊さんの 息子です。」

よくわからないけど 暑いのもあってか、私の思考はあまり動いていません。

じゃあ。

その返事を聞いて、その男性は すごい喜んでいます。


なにがあるのだろう。

「ご飯たべましたか?」

私たちはさっき 食べた カレーがまだまだ 残って何もはいりません。

「僕はごはんたべたいです」
この目の前のワルンに行きたいと。

まあ行きますか。


初めて バリニーズにお茶をおごってもらいました。






話が始まりた。
もちろんくだりは
さっきの「僕は・・・」です(笑)

はなしが始まると 男性は とても真剣なまなざしで、私たち二人に日本語を説明し始めました。

「ガムランボールしっていますか?」



私達はこのあと 彼の求める 翻訳を日本語にしてきれいに書く作業を3時間くらいしていたのかもしれません。

力作がこれです。私たち。すごい学びをさせてもらいました。

 ガムランボールの紹介

 インドネシアには数多くの宗教がありますが、“本物のガムランボール”はヒンドゥー教のお坊さんにしかつくれないものです。
ガムランボールは「ニュピ」という一年に一度のお祭りの日にしか作ることができません。
「ニュピ」というお祭りの日は24時間、一日中、バリ人はもちろん観光客も家から出ることが出来ない特別な日です。
その特別な日に作られたガムランボールは3つのスピリットが入っています。
ガムランボールの音からはバリヒンドゥー教で信仰されている3つの神様のパワーが入っています。
その音をたくさん聴いてください。

  ブラフマ・ヴィシュヌ・シヴァ  神です。
  (からだ) (心)  (お金)


もし、“本物のガムランボール”が欲しいのであれば、「ニュピ」の日の後に作られたガムランボールをおすすめします。

※自分の為のガムランボールでしたら、 チェーン と ボール のセット
※他人の人へのプレゼント用でしたら、 ひも(携帯ストラップ)とボールのセット

にして下さい。

ガムランボールの持ち主となる人の名前をお店にあるリストに記入してください。

「からだは健康でありますように。心はすこやかで幸せでありますように。お金が儲かりますように」

その願いが持ち主に届くようにお坊さんが毎日お祈りの時にマントラで唱えてくれます。

~ご注意ください~
市場やお土産屋さんにあるガムランボールはそのスピリットが入っていないため、飾りのためなら購入しても良いと思いますが、3つのスピリットをもつ神聖なものが欲しい方なら「ニュピ」とあとに出来上がるものが良いです。

このサインのあるお店は“本物のガムランボール”でありますのでご安心して手にお取り下さい。





訳) ゆきこ&ゆか

そういうことだったのですね。



日本語ってほんとむずかしい~! 繊細! ガムランボールの真実を知ってもらいたいという 愛情にやられました。 
なぜヨガマットも持っていない私たちを選んだのかな?

アグンさんは「ぼくはあなた達がわかったんです」
だって。


Prem と Radhaに夜 さそってもらっていたイベントも、
行こうかなと思っていた バロンダンスも

どちらも行くことは出来ませんでしたが

しなくてはいけないな と 思うことを 手放したときには すでに 私たちの心のなかはあたたかくなっていました。


幸せやな。(ゆきこ&ゆか)るんるんで 私たちはマウンテンバイクを飛ばして帰っていました。

・・・・・・・・・・・・・・♪♪♪
そしたら 目の前の車から、

プップッ!!

「Yuka!」

デワくんじゃないですか~!

ゆきこちゃん 初対面!  

すべての時間が 道になっているようで、すごいドキドキしました。

またまた クルッと方向を戻し 私たちは 今日2回目の DEWA WARNGデワ ワルンにお邪魔し、

3人で楽しく 日本語・英語(時々 インドネシア語)で会話をしました。

ゆきこちゃん ずっとずっと笑顔でいました。
ありがとうね。

4 件のコメント:

  1. おお!!あの説明は貴女方が書かれたのですね!先週ウブドで件のガムランボールを勧められて迷わず売ってもらっちゃいました♪
    説明文を扱っているお店(?)は、お坊さんの息子さんが切り盛りしていて、私の手を取り見事に色々と言い当てて本当に驚きました。
    そのお坊さんの息子さんが私に合ったガムランボールを選んでくれ、今私の胸で毎日美しい音色を奏でています。
    ちなみに、本人に合ったガムランボールがない事もあるそうですよ。その場合は売らないんだそうです。

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  2. コメントをいただきありがとうございます。
    先週ウブド行けれていたのですね!
    素敵なガムランボールに出会えたお手伝いが出来たということに嬉しく思いました。
     その「あの説明・・・」とは、手書きのものだったのでしょうか・もしくは PCで作られたものだったのでしょうか?
    日本に帰ってからPC版をアグンさんに送ったのですが、その後の行方が分からなかったので気になっていました。
     ご本人に合ったガムランボールというのがあるのは知りませんでした。 幸せな気持ちになりました。 いつまでもガムランボールの音色楽しんでくださいね。
    次回は私も、ホンモノのガムランボールを手に取りたいと思っております♪

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  3. Ykaさんこんばんは!
    説明文は手書きの物でしたよ。しかもラミネートで大切に保護されていましたよ。
    本人に合ったガムランボールがあるなんて素敵ですよね!お坊さんの息子さんったら私に浪費癖があるのまで見抜いていて、「お金は困らないんだけど、貯まるようにね」って選んでくれました。(見た目は地味なんですけどね…ブランド物も持たないのに)
    ホンモノのガムランボールは夜道を一人で歩いていると特に美しく鳴り響きます。まるで私の行く道に安全をもたらしてくれているような…。本当に不思議で素敵です。(埼玉の田舎なもんで残業後の帰り道は暗いんです)
    素敵な連鎖を作りだしてくれたYkaさん達に感謝です。

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  4. 教えてくださってありがとうございます♪
    まるで私の行く道に安全をもたらしてくれるような・・・。
    とおっしゃる言葉がきれいで 私もお坊さんの息子さんが
    私の耳の横で鳴らしてくれた音が 戻ってきました。
    不思議です。 今日ブログに あの日のことから繋がる今日を書きました。よかったら是非みてください。
    7/13付「信じるということ」です

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