バリ人にとって、宗教は生活に欠かせないもの。
島の名前の「バリ」も 語源はサンスクリット語の「ワリ」(捧げる)という意味から
由来していることを 知りました。
バリ=ヒンドゥー教のイメージが多いのかな?
しかし、多数・多様な神々が存在しているのが 前回の1カ月間の滞在で
見ることができました。
前回私は3都市をメインに暮らしていた。
統計的にいうと イスラム教がインドネシアという国全体では
大半を占めているようだった。
そうしたらなぜ ヒンドゥー教?
ヒンドゥー教といっても インドのから陸続きだったころ
伝来したようで、インドヒンドゥー教の厳格なイメージとは違い
とても華やかで文化的。
外国から来る私たちにもhappyが伝わってくる 感覚。
(「儀礼的・演劇的要素が強い」と本に書いてありました。
私自身インドは行ったことがないので・・・参考まで)
そのなかで 私がもっともバリを感じられたのはUbud ウブド。
Ubud の住民の90%が バリヒンドゥー教だとか。(納得)
毎日のように お供え物をして お祈りを捧げる姿が日常的に見ることができ
至福感に包まれた 穏やかな時間が流れ
それはそれは うっとりと 見つめていました。
私がyogaをするように お祈りを捧げることで 人々はすでにyogaをしている
「日々 繰り返される 思い違いが消えてなくなるように
蓮の足もとに身をかがめて深くおじぎをいたします。」
ブログに書いたマントラを唱えることに似たような気持ちなのかな。
バリ島の神々は、ヒンドゥー寺院だけでなく、
「山にも岩にも樹木にも、道端や川や泉などにも数え切れないほど存在している。」
と言われているから、 道端や 台所 玄関前 交差点(!)・・・
至る所に お供え物がされています。
「世界の民族のなかでバリ島民ほど 頻繁かつ念入りに儀礼を行い、
日常生活で神々と 密着して暮らす民族はいないだろう」と言っている方がいた。
現在のバリは「サンヒャン・ウディ・ワサ」という最高神が崇拝されて、
ヒンドゥー教の シヴァ神と同一視 されているとか。
シヴァ神・ヴィシュヌ神・ブラフマ神
という3大神 は白・黒・赤 がそれぞれの神の象徴とされているそう。
どんなに街をきれいにしていても 大型リゾート地として開発された周辺は、
ゴミゴミとした都市化が進み いくら物価が安いといえども、
近代化の波は押し寄せてくる。
バリの政府は 伝統的で 普遍的に行われる美しいものを大切にする為に
「宗教的な儀礼の際に プラスチック製品を使用しない」
という通達をだしているそう。
いつまでも 美しいものが 続いていきますように
今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪
興味深い島です。
2010年8月30日月曜日
そうじ・そうじ(1)
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