2012年7月22日日曜日

Wisdom 知恵

この島は世界中のアーティストやティーチャー達が、
この土地を気に入り 住んでしまう不思議な力があります。
ほんの少しのお金を出せば、どこかでスペシャルなクラスが行われている

とても恵まれた環境で暮らしている。


タイミングがピタッとあったとき、何かがやってくる。


今は宝物さがしの最中。きらきらと輝くジュエリーのかけらが
時々見つかるような そんな時間だと思った帰り道。

今日の出来事をシェアしようと ぼんやりと思っていました。
一度経験したことがあった 音の波動を感じる、
クリスタルサウンドの世界。
身体の動かなかった日に ぴったっ とはまるギフトだった。




彼女の発信する言葉のメッセージ
このマントラの イントロダクションと愛について


ユーモアと温かさが詰まった メッセージはもちろん全て英語。

すべては分からなくても 最近は心から耳を傾けるようにするだけで
頭で訳すよりも早いスピードで 心が先に感じてくれます。

本当の訳なんて 全体の40%くらいしか理解できてないかも
しれないけれど、ビジュアルでやってきたイメージを
ぐっと吸収してあげられるよう 努力している。




その空気と言葉で 心があたたかくなったのを しっかり感じました。


青い空が オレンジ色のサンセットが射しこみ

ゆっくりとライトブルーの空に
やわらかいピンク色のスプレーで描かれたような雲が見え始めたころ

マントラが書かれた1枚の紙を受け取りました。


「そこに集まった人達と このマントラを
5分 たった5分。
クリスタルの音の響きと共に 声にして歌にしましょう。」と

前とは違う始まりに 心がわくわくしました。


ドレミファ ソの音で 奏でるマントラ。




そこで感じた 私の感覚。(そのことはこの後書くことにして)
寒がりの私の身体が あたたかくなっていました。



その余韻を持ちながら シャバーサナ(仰向けになった状態)で 音の世界へ


ひんやりとオープンスタジオを吹き抜けていく風のながれに
響き合うように、風に押し出されるように 
低い音や高い音の波動が 小さい波のよう。

音で感じる世界も そのとき、その時が新しい瞬間。




スペシャルなセッションの後、円(サークル)になるように言われ
Tell me about your wisdom と一人ひとりに聞いていかれました。
「あなたの (知恵)感じたことを聞かせて」と。


日本ではない国に住むと こういった機会がとても多いです。
私たちにとってディスカッションや意見の交換は
なかなか難しいもの。

これからのトレ二―ングのひとつになりそうです。




もちろん私の番もやってきて少ない言葉の中で
感じた何かをシェアしました。
(これも大事なギフト。またあたらしいヒントがやってきたように思います )




(そこに集まった人達のイントネーションを聞く限り 国籍もさまざまな様子:)
母国語の人でも、表現するのを苦手そうにしていた人もいました なんだか安心しました。)




英語でなかったら、どこまで表現することができたのか?

そんなことも帰り道に思ったので、ディスカッションの後に得た知恵を織り交ぜて
ここで表現してみようとおもいます。




「マントラを繰り返し 繰り返し唱えた後の 静寂の時間が 

素晴らしく 至福な時間を運んでくれました。

そして、身体のなかからエネルギーが生まれていったのを

その静寂で感じることができました。

力強い(storong)な天と繋がるようなエネルギーではなく、

横に広がっていくような 波動のような伝わりを 感じたのです。

表現するならば、まさにクリスタルボールの低音が広がって行き続けるような、

水面の真ん中に自分がいて そのまわりに同じ幅で 波動の波が

伝わって行き続けているようなイメージ。


とても優しくておだやかなエネルギーが私を包んでくれているようでした。

(前に感じたシヴァのエネルギーとはまったく異なった 優しいものが
身体から横に広がっていました これはブッダのエネルギー?)


そして、仰向けになり音を 感じた時は 

頭の上から身体の芯を通り脚の指先まで 

音の響きがクレンジングしてくれているようでもありました。


時々頭の中は騒がしくなりがちでしたが、

クリーンな水面(water surface)に ぽとん と水の粒が落ちるような 

映像もみえたキレイな瞬間もありました。


美しい時間をありがとうございます」




私だけでなく、それぞれに答えたその場所に集まった人達の
言葉に 応えてくれました。


彼女はいつも「シェアしてくださってありがとう」と伝えていました。


そして帰り際に ありがとうを伝えに彼女のもとへ。

彼女の手のひらから伝わる 温度はやさしく穏やかでした。




不思議です。

私はよく挨拶に 手を差し出すのですが、

人を癒すエネルギーを持つ人たちの手のひらから伝わるもの(温度)は

一瞬で、その温度がハートに届くような 

不思議なエネルギーをもっているように思うのです。

頭ではなく直感で。




今日私の中で 印象深かった 横に広がるエネルギーを感じた

このマントラが気にかかり 調べてみました。

セッションの中で教えてくれました。

「マントラはおなかの辺りから、ハートを伝って、喉を通って、

声にだすことで広がっていくものです。

音として出すことで そこにあるものを感じるのです 

マントラを唱えると不思議でしょ? 身体がほかほかにあたたかくなったのを感じるでしょ?」 




調べると、「般若心経」が出てくるではないですか。




同じように音として発することを大切にする『般若心経』にも

言葉自体に力があるので意味を訳さず

そのまま発する必要があると教えてくれていました。


音写語というのがあるようで
「掲帝 掲帝 波羅掲帝 波羅僧掲帝 菩提僧莎訶」とされていました。




サンスクリットの表記で唱えたマントラの音と意味を
メモとして書いておこうと思います。

Gate Gate 
ガーテ ガーテ

Para Gate 
パーラ ガーテ

Para-samgate
パラサンガッテ

Bodhi svaha
ボーディ スヴァハー


Gate=go (gone)乗り越える、行い、修行

Para=far ,other side  向こう側、彼岸=悟り

Sam=very 強調する さらに

Bodhi= 智恵※ 悟り

Svaha=幸あれ 




私なりにその意味を訳してみました。

「行い、乗り越え、修行し 悟りへ

悟りを目指し さらに修行せよ

智恵※よ 幸いなれ」




調べていたところ、
四国の八十八か所をまわる お遍路さんで
このマントラを唱えてながら歩くことを知りました。



言葉に音にすることで、

into the Divine light 神の光に守ってもらえるように

願い伝えているのでしょうね。


「とても優しくておだやかなエネルギーが私を包んでくれているよう」だと
言葉にした感覚はその授かりがあったからだと、今気が付きました。




ありがとうございます。


そして 知恵と学びをありがとう。 

今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪ Have a nice day!