2012年6月29日金曜日

ゆめをかなえる。




1年前の今頃、お引っ越しをしたように思います。
ぐるりと季節が巡って、乾季の涼しさを思い出しました。
大きくわけてふたつの季節に分けられるこの島でも、
細かな違いがあるのを感じています。

友人たちがいつも沢山のお届けものを持ってきてくれているので、
私はあまりホームシックになったことがありません。
2カ月に1回くらい、いつも誰かがやってきてくれているから。

私を生む前に、1度だけ海外旅行に行ったことのある母。
数か月前にこの島への旅を計画してくれました。
いつも私の近況や見ている世界をブログで知っている彼女でも、
しばらくお家を開けることや、7時間のフライトに乗ること、
イミグレーションを通過することもきっと、ひとつひとつがドキドキだったはず。

妹ちゃんと一緒に来る計画にあわせて、私もお休みをいただきました。

「何かしたいことは?」
彼女たちのリクエストはとってもシンプルでした。
しかも私のブログをみて、興味があった2つのことのみ。

マンク―さんに会いたい。そして 絶景をみたい。


到着した日の夕日はとてもキレイだったそう。


私のおつかいが半分を占めていたというスーツケースを持ち、
やってきてくれました。




会いたいと言っていた人のご自宅にお伺いし、
会って5分ほどで、涙を流していた2人。


妹と一緒に浄化をしてもらいました。


そのあと、スペシャルゲストも合流して


とても楽しく、この島のお祈りをし、共有しました。

みんなの笑顔が近くにあってとても幸せでした。





美しいリゾートに到着してからは、
めずらしく乾季の間にひんやりとした雨が降り、
私の晴れパワーより、妹ちゃんの雨パワーの方が勝ったか?
静かな時間を過ごしていたお二人様。
のんびりと外人さんのような過ごし方ができる、我が家族に驚く。



絶景のレストランに行ったとき、母の嬉しそうな表情をみて、
そのシンプルなリクエストへの想いを感じました。



最終日はインド洋に沈む夕陽を見てもらいたかったので、
私と分かれ2人の旅にしてもらおうと決めていた。


またすぐ9月に会えるので、「またね」と
最後に声をかけあい、お見送り。


私は最後の休息を自分にプレゼントしました。
会いたかった人に会いに行き、こころからリラックス
近くの寺院で大きなお祭りをしていたようで、
聞こえてくる鐘の音が静かな私を取り戻してくれました。


話をしているうちに、自分の家族の美しさに気がついたのです。
私は何がしてあげられたのか、来てくれた感謝の気持ちを伝えられのか、
あとでひとりになった時に反省し、どうしても伝えなくてはと思い立ちました。

2人がフライトに乗る数時間前、サンセットを見終わったあと、
急いで電話をかけ、私は泣きながら来てくれたことのお礼を伝えました。

マンク―さんが母に言っていました。
「子供たちの心配はもうしなくてもよいように、力を今日神様からもらうから。
もう、これ以上心配しないように」
「心配しすぎてあなた自身を苦しくしている部分があるから。もう大丈夫」

そう言われた母は涙をポロポロ流して聞いていました。

私が思っているより、心配をしている母を知り、
私たちが思っている以上に遠くの場所に住んでいると感じていた島に、
勇気をもってきてくれたこと。
歳を重ねるごとに、新しいことへのチャレンジはハードルが高かったはず。
いろんなことを思ったら、涙がでてきて、伝えずにはいられませんでした。
そして、一緒にいる間も、ゆっくりできなかった私を気遣い文句のひとつも
言わなかったふたり。
私の反省と一緒に本当にありがとうの気持ちが大きくなりました。

私が見ている景色とは違った部分も見えたかな?
どんな気持ちが芽生えたかな?

この島のエネルギーと優しさにいつまでも包まれますように。
来てくれてありがとう。
笑顔で終始すごしていた2人をとっても誇らしく思います。



また違うこの島を見に来てね。



今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪
Have a nice day!