2013年7月17日水曜日

授かりもの -2



バトンタッチがされ
よいプラーナ(気)の彼女と 私の空間になった

私は内心 彼がどんなことをしていくのかがとても楽しみでもあった。

大きく息を吸い込み そっと言葉を付け足していくお手伝いをした


「手があついのを感じているか?」という問いかけ、
多くの言葉を言わず

「すでに分かっているでしょう。
あなたの手は人を癒すエネルギーがあるんだ。」


と伝えられると
ぽたぽたと 胸に詰まったものがほどけていく様な表情で
こみ上げる気持ちを 時々我慢しながら たくさんの涙を落とした彼女


「もう誰もわかってもらえないと思っていたから」と
胸の内を明かしていた


すぐにオープンになった心の扉彼女は かけられた言葉とともに強くなった



そして、ここに辿り着いた重要性を伝えられていく。



私はお手伝いをしながら 目の前で起きていく
今までに見たことがない光景を見る


彼女とのやりとりを見ながら、
今まで私に与えて下さった言葉を 別の視点から見つめることになった。



大きな力を授かった彼女。
その力をどう使えば良いのかを迷っていたときに ここに辿り着いた。



「あなたの手は人を癒すことができる力をもっているんだよ。

知っているよね? とにかくプラクティスを続けなさい。

とにかくプラクティスを続けなさい。

そして毎日、あなた自身のスピリチュアルノートをつけること。」

次々に言い渡されいく。

トランズレートの言葉も かけっこのよう。


「その長い髪はどうしているんだ? あなたは髪を切ってしまうことを行わないほうが良い」

-しばらく髪を切っていないことを彼女から伝えていた。



「スピリチュアリティーなエネルギーが高い人は

髪はいちばん最初に神様からのエネルギーを感じるパートなんだ

この髪の先(先端)には あなたが宿っている。

私もこうして髪を切ってはいけない訳なんだよ」



皆の前でこの話をされたとき、私たちは驚きを隠せなかった。
なぜなら気がつくと、彼女は誰よりも長い髪をしていたから。

(もちろんスピリチュアリティーな感覚に長けている人だなんて
まったく知らなかった私。)


-ちゃんと意味があったんだ。 と口にしていた彼女。
知らず知らず内に 何を感じていたのか


そのあとも彼女はさまざまなサジェスチョンを受けていた。



彼の真剣なまなざしは
一生懸命何かを伝えようとしているようで、
次から次へと話しかけているのが印象的だった。


「とにかく、まずは日本で人を癒していくこと。 

そして昔あなたが住んでいた(だろう)チベットへもいくでしょう」



たくさんの質問をノートに書き綴っていた彼女。
心の扉を開けたとき、迷いもなく 数々の質問や問いかけを ノートを広げまっすぐに伝えていた。


ノートにまとめられた質問を発すると

「あなたは知っているはずだ。とにかくpracticeを続けなさい」

「住んでいる場所の近くに 海はあるのか? 海の水はあなたにとってとてもよいエレメントだ。
時々、頻繁に海の水で 沐浴をするように しなさい」


背中を押されるように彼女は
マンクーさんにやってみせるように言われ 手を使って試すようにしていた。


私のできる限りのトランズレーションでも、感じることができる彼女には
私の言葉を発するスピードよりも もっと何かを感じ取っていたに違いない。


「あなたはこの島で、ここに辿り着いて スタンプ(証明のハンコ)をおされたようなもの。」


「とにかく‘enjoy’ そのときを楽しむこと! 重荷にならず楽しみながら進みなさい」


そして、私自身へも
「あなたも 練習をすればできるようになる」
 

私自身に向けられたその言葉にはっとした。
私は彼女を通じて 前にステップを踏んだように思えた。


久しぶりに 彼から言葉がとまらない様子を見た気がする。

伝えなければならないメッセージがあったのだろう。




帰り際に「giftをあげよう!」 そう彼は伝えていた。

実のところ 彼は皆の帰国日を私に確認していたのを
ぼんやりと聞いていた。





今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪ Have a nice day!