2012年10月30日火曜日

5g

長いお昼寝から目が覚めた

遠くのほうで雷の音がなっていた。




長いお昼寝の前にあった
今朝のできごと。





Craniosacral (くらにおせいくらる)のセッションを初めて受ける機会が訪れた。


同じ街のあるVillaに住むセラピストを訪ね
入ったときから心地のよい空気

グラス一杯のミネラルウォータ―がサーブされ
私のあれこれを話しのキャッチボールで引き出していく


彼女についての知識も
私についての知識もない。

フラットな関係だから
「それであなたはライフを変えたいの?」なんていう問いかけにも
すんなり答えてしまう。


グラス半分のミネラルウォーターを飲み終えたところで、

「それで、どこが不調なのかしら?」
と さらりと聞き、セッションルームへ案内してくれた。

このセッションについての事前知識はまったくない。
以前ルームシェアをしていた友人が 同じようにセラピストをしていることくらい。


受ける前に 不調な部分を伝えるだけ。




「リラックスしてただ頭を上にしてここにどうぞ。
そうリラックスするのに、楽にして。」


洋服のまま目を閉じた。水の音と 風の音。
丹田のまわりから 手からのやさしさと 甘いアロマオイルの香りでプロローグ。




足のくるぶしのあたりからほんの軽いタッチで触れ
何かを探るように大きく動かすこともなく行われていった。


的確にポイントを指であてていく。

その力は「はがき1枚分(5g)の重さ」だという


カラダのポイントをそっと触れている程度の力なのに

その中の流れで 頭蓋骨を支える骨のある一部に
ほんの少し支えられたとき 仙骨の血液が巡って行った感覚が感じられた。


前頭のどこかの部分を 触れた時

浅い睡眠のような 
瞑想の途中のような リラックスした時間があった。


片方ずつ、
腕もポイントにその微量な力で触れていく。


仰向けになってすぐ 疲れのたまりきった私の緊張した
呼吸の浅い自分に改めて気がついた。



どこかの流れの中で むせるような咳が出た。


その後 深い呼吸ができた



肩のまわりの時は

その部分から遠く離れた場所にある身体の一部が反応しているのを感じた



もう一度



今度は 肺に悪いものが詰まってしまったような、

むせかえる咳があり その後深い呼吸が始まった。




これはセッションの効果なのだ。





そうして リラックスした状態が続き
どれくらいがたったのだろう。



ここに来るべき理由は マイムーンデイの乱れ


医療があてにならない この島で
病院で診てもらう気持ちにはならなかった。



セッション後


「バランスが乱れてホルモンのバランスもそれに伴って乱れてしまっているのよ。


カラダが声なき声で悲鳴をあげているの。わかるわよね。


とにかく足は まったくコネクトしていなくて 大変だったわ」



今更ながら、自分のカラダがかわいそうになった。



「もっとグラウンディングするために、

グリーンのものをとりなさい。そしてプロテインをとったほうがいいわ

とにかく今はエネルギーが低下しすぎていて本当に良くない状態なの。

ビーチにいって 足で歩きなさい。大地を感じなさい」


はい。と大きく頷きました。


この施術方法は本当に興味深く 素晴らしいのよ;)と教えてくれた



「セッションをしていると、あなたのカラダからいろいろ聞こえてくるのよ。

ところであなたはボーイフレンドはいるの?」

突然のクエスチョンに ?。

彼女が私のカラダから聞こえた言葉を教えてくれた。



とにかく あなたの今の低エネルギー状態は本当によくないわ。


今から 大きく変わろうとし始めるから

今日はとにかく ゆっくり、落ち着いて

見えるものを良く見て 観察して 過ごしなさいね。

忙しくしてはだめ。とにかくゆっくり。


本当にそうすべきことが良くわかった。


「いろんな経験や痛みがわかった後は 良いものを伝えていける。


過渡期は ビックチェンジへのステップね」


ベットから起きあがったカラダの変化はもちろん感じ

高い声で鳴く鳥の声や 木々を揺らす風の やさしさが包んでくれていた。


こころのビタミンをもらったので

その日は 自分をゆっくりいたわってあげる日にした。



翌日に控えた 満月を見上げた景色が美しかった 夕暮れ時



あのセッションの日から2日。


月のリズムを聞いてあげなかった私。

昨日の満月は なんともいえないキレイなやさしい色だった。




今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪ Have a nice day!

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