Foucus on your breath の日。

Foucus on your breath の日。
Satya yogawearに興味をもってくださりｵｰﾀﾞｰをしたいと言っていた
ヨギーニがやってきて　私の真後ろに　ヨガマットを敷いてプラクティスをスタートした。
いつも　私は後半組。
彼女は前半組みなので　なかなか会話をする機会がなく、
お話するタイミングを何カ月も逃していた。

マントラを唱え　いつもの太陽礼拝をする姿がぼんやり見えた。

5分くらいたったころ、彼女の動きが止まった。
ｽｰﾘﾔ・ﾅﾏｽｶｰﾗB　　　ｳﾞｨｰﾗバドラ　ｱｰｻﾅAで手がまったく上がらない様子で
とても痛がっていた。
私のドリスティは　どこへやら
彼女の姿が気になりはじめていた。

きっと今にも泣きだしてしまいそうな瞬間だったに違いない。
その時、
「focus on your breath.呼吸に　集中して。呼吸に　集中するだけで　いいんだ」と
いう言葉が聞こえていた。

それ以上進めることができなくなった彼女は　そのままパドマサナーでその日の
プラクティスを終わらせるように指導されていた。

彼女とは真逆に　私のからだは　ゆっくりと硬さから　解きほどかれていくのを感じていた。


その日の　夜遅く　彼女から　ｵｰﾀﾞｰのメールが入っていた。
私はとっても驚いた。
手を上げることさえできなくなってしまった日に　ﾖｶﾞｳｴｱを。
自分だったら　そんなエネルギーあるかな。

彼女の強さ　に触れた。
でも　心の中は　大丈夫かな？私は　今朝かけられなかった言葉を送っていた。


―急に痛くなって、あたりまえに出来てた事が何も出来なくなっちゃって、
ほんとに落ち込んで弱っていたので、
誰かからこんな言葉をもらえるなんて、思ってもいなくて、嬉しくて涙がでた。
後退しても、かならず前進している、って言われて、救われた気持ちになった。
なんだか私の人生そのものにあてはまる感じ。
ヨガは体だけじゃなくて、心をつよくしてくれるんだなあ。―

お返事をもらった私は　じんわりと心が優しくなった。


ﾏｲｿｰﾙﾌﾟﾗｸﾃｨｽをしていると　ものすごくひとりを感じるときがあると思う。
‘きっとどんな事にも　気づきがあるはず。’と
周りのみんなは思って　そっとしていたのかもしれない。
でも　そこにたどり着くまでって　
つらく厳しい時間や　果てしなく長いと　おもってしまう道のりがあるはず。

応援してるよ　大丈夫だよ。って　私はみんなが支えて教えてくれたから。
静かに歯をくいしばって　気づくことじゃない。
ひとりじゃないんだよ。って言ってもらえることで
すごく　幸せになる。

伝えられてよかった。
Satya で　私の心がやさしくなれた。
ひとつひとつの出逢いが　あたたかく包んでくれる。
そんな喜びを与えてくれる機会を与えてくれた　このyogawearとの出逢いに
感謝しているんだ。

選んでくれて　ありがとう♪

今私の小指にはめていた　wish ringが音もたてずに　静かにほどけた。
Release + realize …



今日も遊びにきてくださってありがとうございます♪
Breath ! just breath.